「チチ」って何?「チギレ」「チギリ」?左向きと右向きはどちらを選ぶべき??
のぼりには、「チチ」や「チギレ・チギリ」と呼ばれる環状のテープがついています。
ポールを通すための白い輪っかのことですね。
一般的には 左チチ(上3箇所・左5箇所)が標準仕様ですが、右チチ(上3箇所・右5箇所)や チチなし なんてのもあります。
もちろんのぼり専科でも左チチ・右チチ・チチなしから選べるようになっています。
ちょっと脱線しますが、「チチ」は漢字で「乳」と書きます。
名前の由来については諸説ありますが、等間隔で並んでいる様子が犬のお乳と似ていることからそのように呼ばれるようになったんだそうです。
ちなみに、西日本では「チチ」、東日本では「チギレ・チギリ」と呼ぶようですが、皆さんのお住いの地域ではいかがですか?
さて、ではなぜ「左チチが標準仕様」なのでしょう?
理由は、「日本が左側通行だから」だそうです。
店先に立ててあるのぼりの場合は片面印刷であることがほとんどですから、通行人にしっかりと表面が見えるようにということなんですね。
ということで、特別な事情がない限りは左チチで問題ありません。
応援用ののぼり旗ということであればどちらでもお好みで決めて頂いて良さそうです。
体育館などで壁などに貼る場合にはチチなしが使いやすそうでしょうか。
以上、「チチ」の向きの選び方についてでした。